久留米市の新体育館「久留米アリーナ」にて、剣道1級~3級、4級~7級の審査会を
開催いたしました。
幼年から高校生まで、多くの剣士が受審し、緊張している人も多かったですが、しっ
かり元気を出して打突する剣士も多く見られました。
今回の審査の講評で、審査員の先生方から、いくつか注意点をいただきましたので、
そのうち代表的なものを皆さんにお知らせします。
今後の稽古で意識し、さらに精進してください。
1.竹刀が、割れたり、ささくれたり、弦や中結いが緩んだものを使用している人が
いる。危険なので、絶対に使用しないこと。竹刀の手入れ、点検を怠らない。
2.着装が乱れている人が目立った。面紐、胴紐の不揃いや、審査中に解ける。また、
面タオルが頭部から出ている。袴が短いなど。着装は剣道を行う上では大事な要
素の一つなので、きちんとした着装を身につけること。
3.木刀による剣道基本技稽古法をきちんと稽古していない人が多い。各道場で日頃
から稽古を行うこと。
4.木刀による剣道基本技稽古法の基本5・抜き技において、元立ちは面を打ち、胴
を抜かれた際には、視線は相手に向けること。