第64回 久留米市少年剣道大会の審判長の講評

 令和3年11月13日(土)、久留米市内の小中学生が参加し、大会が開催されました。
 
 新型コロナ感染防止のため、例年とは内容を変更し開催いたしました。
 まず、一人一回ずつ試合を行う個人試合。試合のできる小学3年生以下が参加。緊張している
選手も多かったですが、元気ある試合が見られました。
 例年、先生方が元立ちになり、全員での合同稽古を行っておりますが、今回は実施しませんで
した。
 そして個人選手権試合。午前中は小学生(4年生以上)、午後は中学生(1・2年生)による、
男女別のトーナメント戦でした。
 
 この日の審判長・金子弘美先生から、表彰式の時に、大会を通じての講評をいただきました
ので、概要をご紹介します。

◆小学生の部
 ・しっかりと試合にするには、まず元気を出すことが大事。
 ・一本を取るには、ただ打てばいいのではなく、刃筋が大事。意識してほしい。

◆中学生の部
 ・対人競技なので、自分勝手に打っても勝てない。相手との駆け引き、相手と協力して素晴ら
  しい試合になる。「打たれ上手は、打ち上手」と言われるのは、このこと。
 ・この冬に鍛えて、春・夏にしっかりとした試合ができることを期待する。

 以上です。皆さん、この言葉をよく理解し、稽古を頑張ってください。